70周年スペシャル企画

1991

平成3年

3月

ソ連企業と合弁会社の
設立を果たす

1980年代後半、拓南製鐵(株)は生産増強に伴う原料(鉄くず)の安定的調達のための態勢づくりを進めました。これまで単発的に買い付けていたソ連鉄くずを⾧期にわたって計画的に輸入するため、拓南製鐵(株)を含む日本側6社とソ連邦治金省を含むソ連企業6社が出資し、日ソ合併企業ミールメタルを設立、1991年3月15日、調印にこぎつけました。

おかげで、年間20万トンから30万トンの鉄くずが日本に輸出できるようになり、原料の安定的確保が可能となりました。